布マスク2枚！
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1世帯につき2枚の布マスクを配布するという発表で政府を批判する声が多数挙がっていますね。
この発表を聞いた当初は世紀の愚策だ！と思ったのですが、時間を置いて冷静になって考えてみると、発表のタイミングなどは別にして、悪いことばかりではないと思うようになりました。
このマスク配布の一番の目的は、不織布マスクはすべて医療機関に回すことにあると思います。
そのために、一般家庭には洗って繰り返し使える布マスクを配り、使い捨てマスクではなく布マスクを普段遣いする意識付けをしたいのかなと思います。
つまり今回の布マスク配布については、現金給付などの救済策とは全く別に考えなければいけません。ここは本当に大事な点です。
あと、この財源は2019年の予備費だかなんだかで、今回の新型コロナ対策用の予算をマスクに割り当てたわけではないらしいですよ。
おそらく海外なら「サージカルマスクは医療機関に回すから国民は自力で布マスクを確保しろ」というところを、日本政府は頑張って布マスクを集めて2枚ずつ配って炎上しちゃうんですよね。
まあ、今じゃないだろ！とか、先に現金給付だろ！とは思いますが。
あと、配布されるマスクが小さい給食マスクなら恥ずかしくて着けれないからいらないという声も多いですよね。確かに、安倍首相のあご丸出しのあのマスク姿は見ていて失笑ものです。
私もあのサイズ感のマスクなら欲しくないな…
顎が丸出しなのでおそらくすぐにズレてしまうでしょう。マスクに手で触ってマスクを元の位置に戻すことになるので、かえってウイルス感染のリスクが増えるのでは？と思うので、外出用には使えないですよね。
もっと大きな立体やプリーツタイプのマスクなら、ほしいと思う人も増えると思うのですが…
ただ、マスクが店頭になかったり、あったとしても値段が高騰している今、低所得者層やマスク着用が必須な職業の方にとっては、今回のマスク配布はとても有り難いんじゃないかなと思います。
いらないという人の分を、子供がたくさんいるご家庭に回せるような、郵送以外の良い配布方法を考えてくれたら良かったのにと思いますが、郵政事業の救済なんて意味合いもあるのかな…とも考えてしまいます。
今こそマイナンバー制度を有効活用できるようにするチャンスですよ！
今回だけでなく、今後起こる大地震などの大規模な自然災害の際に、支援物資を国民に平等に配給できるようなシステムを作ってくださいよ！
【追記】
Yahoo!のコメント欄で凄いなと思ったコメントが「マスク2枚配布は緊急事態宣言の下準備」というもの。
緊急事態宣言が出たら同時に外出禁止令が出される。その場合、食料の買い出しは各家庭1名までに制限され、マスク着用が義務化される。このためのマスクとして洗い替え用も含めて1世帯2枚配布されるんじゃないかという予想をされていました。
ただの深読みで終わればいいなあ。
【追記ここまで】
ところで。
実は私、この布マスク配布発表の数時間前（4月1日の早朝）に、楽天市場で四角いガーゼマスクを2枚購入していました。
あまりのタイムリーさに自分でもビックリ。
外出の際はノーズフィッターが入ったプリーツマスクを使いますが、夜寝る時に喉の乾燥防止用に使うのにはこれで十分かなと思い購入しました。しかも2枚。これには笑ってしまいました。
1枚税込み385円は高いのか安いのか悩むところですが、楽天のポイントを使って購入できたので良しとします。
1日に注文して本日（4月3日）にもう届きました。普通郵便なのに早い！
パッと見は無地ですが、織りが格子状というかブロック状の模様になっていますね。
サイズが小さすぎないか心配だったのですが、実際に付けてみると顎まで隠れました。
ガーゼなので繰り返し洗っているうちに縮んでしまうと思いますが、想像していたよりも意外と大きい！
これなら、上部の鼻のあたりを少し縫ってノーズフィッターを通せるようにしたら、近所への外出くらいなら使えるかも？
お値段の割には良いマスクを買えたような気がします。
